HOME > マラソン・ランニングにお役立ち > ランニングの基礎知識・用語辞典 た行
マラソン・ランニングにお役立ち
用語辞典
ランニング基礎知識
- ピッチ走法とストライド走法
- ビルドアップ走とペース走
- ウィンドスプリント走法
- デッドゾーンとセカンドウィンド
- マラソンランナーの為の栄養学
・エネルギーになる栄養学目
・マラソン完走スタミナレシピ
- トラブル・故障豆知識
・レース中・練習中のトラブル
・足・腰の故障
・ボディケア - 用語辞典
た
- 体幹(body)
- 身体の幹となっている部分。つまり、腹筋や背筋を含む胴の部分を指します。体幹には骨や身体を支えるための重要な筋肉が沢山あり、それらの筋肉を鍛えることによってランニングのときの体重移動がスムーズになります。
- 体脂肪(body fat)
- 余ったエネルギーが脂肪となって体内に蓄えられたもの。体脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪があります。通常、脂肪は運動時のエネルギー源になったり、暑さ寒さから身を守ったり、内臓を保護する役割を持っていますが、必要以上に蓄積されてしまうと肥満になってしまいます。肥満は健康面で心配なだけでなくランニングのタイムなどにも影響しますので、余分な脂肪は蓄積させないようにするのが良いでしょう。
- タイムトライアル(time trial)
- タイムトライアルというと自転車競技の一種ですが、ランニングでは決められた距離を全速力もしくは全速力に近い状態で走るトレーニングのことを指します。スタートからゴールまでのタイムを計り、出た記録からトレーニングの成果などを分析します。
- 大腿四頭筋(quadriceps)
- 下肢の筋肉のうち、太ももの前にある筋肉(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)のこと。全身の筋肉の中で最も強くて大きい筋肉で、あらゆるスポーツにおいて最重要視される筋肉のひとつです。ランニングでは着地した時の衝撃を受け止める役割を持っています。レース終盤で脚が動かなくなってくる原因は、この大腿四頭筋に疲労が溜まってくるからです。
- 大臀筋(gluteus maximus muscle)
- 骨盤の後ろから太ももの野横まで伸びている、お尻にある筋肉の中で一番大きな筋肉。上半身と下半身の動きを繋ぐ筋肉で、骨盤を支えている筋肉でもあります。ランニングでは着地の時の衝撃吸収と、地面を押し出して推進力を生み出す働きをします。大臀筋を鍛えることは、疲労を溜めずに長く走ることに繋がるといわれています。
- 大腰筋(psoas major muscle)
- 背骨と両脚の付け根を結ぶ筋肉。牛肉や豚肉で言うと「ヒレ」の部分に当たります。太ももを上げたりする役割があります。骨盤の位置を正常にする役割もあり、背筋を伸ばした姿勢を数分間保つことが難しい場合は、大腰筋が弱って骨盤が正しい位置に来ていないということが考えられます。
- ダウンヒル(down hill)
- 下り坂のこと。下り基調のコースを「ダウンヒルコース」と呼ぶこともあります。
- 脱水症状(dehydration)
- 身体が失った水分の量に対して、水分摂取量が不足したときに出る症状。だるさ、頭痛、嘔吐などの症状が出ますが、重い場合は意識を失うこともあります。発汗量が減り、身体の中の熱を外に逃がすことが出来なくなると熱中症になります。ランニングで汗をかいたら充分に水分補給をすることがおすすめです。レースでは給水所ごとに適度な水分補給を心がけましょう。
ち
- 遅筋線維(slow twitch oxdative muscle fiber)
- 持久力に優れた筋線維で、遅い力で収縮し長時間力を発揮することが出来ます。肥大しにくい筋肉ですが、疲労しにくいのが特徴。赤い色をしているので赤筋とも呼ばれます。マラソンの選手はこの筋肉が発達しており、ハイレベルなランナーは遅筋線維が多いといわれています。有酸素運動で鍛えることが出来ます。
- 蓄積疲労(accumulate fatigue)
- 疲労が回復せず、慢性的に疲れを感じるようになる状態。休息をとっても疲れが取れない場合や、たいした運動もしていないのに疲れる場合などは注意が必要です。身体の疲れは心にも影響を及ぼしやすいので、トレーニングの量を落とし疲労回復に努めるのが良いでしょう。
- 中間筋線維(fast twitch oxdative glycolytic muscle fiber)
- 速筋線維と遅筋線維の両方の性質を持った筋線維。酸素を取り込む能力にも優れています。
- 中臀筋(gluteus medius muscle)
- 背中側のお尻の上にある筋肉。小さな筋肉でありながら、ランニングでは身体のバランスを保つための重要な筋肉です。鍛えることでブレのないランニングフォームを作ることが出来ます。
- 超回復(super compensation)
- 回復期間後、心肺機能や筋力などがトレーニング前の水準よりも向上していること。ハードなトレーニングを行うと、トレーニング後は疲労から一時的にランニングの能力が低下します。そこでコンディションを良くするために回復期間を設けます。充分な回復期間を設けずにトレーニングを重ねると「オーバートレーニング」になり、満足の行く走りが出来なくなってしまいます。
- 長距離走(distance)
- 一般的に陸上競技の種目においては、5000m以上の種目が長距離種目に分類されます。
- 腸骨筋(liacus muscle)
- 骨盤と脚の付け根を結んでいる筋肉。大腰筋と合流して腸腰筋となります。大腰筋と同じように、太ももを上げお尻の筋肉を引き上げる役割があり、骨盤を正常な位置に保つ働きもあります。
- 調整(conditioning)
- トレーニングの内容や量、休息などを自分の持てる力を発揮できるように調整していくこと。実際は大会で100%の力を出すというのはトップランナーでも難しいことですが、良い結果を出すためには良い調整が重要になります。
- 腸腰筋(iliopsoas muscle)
- 太ももの付け根にある腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群のこと。主に股関節を屈曲させる働きをし、ランニング時に脚の動きをスムーズにする働きをします。腸腰筋を使わない走り方は、股関節を上手く使うことが出来ず疲労を起こしやすくなります。
つ
- 通勤ランニング(commuting running)
- トレーニングの時間が取れない社会人などが行っている、ランニングの方法。自宅から会社まで、あるいは会社から自宅までの距離を自動車や公共交通機関を使わずに走ります。朝夕の通勤ラッシュから開放されるというメリットがありますが、狭い歩道や交通量の多い道を走る時は、事故のないように充分に注意することが必要です。
て
- 低血糖症(hypoglycemia)
- 血液内のグルコースの濃度が低下し、脱力感、手指の震え、動悸やめまいなどが起きること。膵臓から出るインスリンというホルモンの分泌が過剰になった時に起こります。食事をすると急激に血糖値が上がりますが、その反動で膵臓がインスリンを出すので今度は急激に血糖値が下がります。インスリンはエネルギーとしてまず先に体内にある糖質を利用するので、低血糖を招くのです。ランニングの直前に食事をするのは避け、食事をするならランニング後に。食事から時間が経ってからのトレーニングであれば、100kcal〜200kcal程度の軽食を摂っても良いでしょう。
- 低体温症(hypothermia)
- 人間は直腸温が35℃を下回ったときに低体温症となります。ランニングにおいては体内で作られる熱量よりも体外へ放出される熱量が上回ったときに起こります。体温が35℃以下になると精神的な機能と血圧が低下。33℃を下回ると精神的な錯乱が生じ、手足の筋肉が硬直して動けなくなってしまいます。真冬のレースや標高が高いところでのレースでは、体温を下げないように気をつけるべきです。
- テーパリング(tapering)
- 大会に向けて少しずつ練習の量を落としていくこと。一般的にこの調整方法を行うときは練習の量は減らしても質は落とさないように留意します。
- テーピング(taping)
- スポーツ選手などが怪我の予防や悪化防止のために、関節や筋肉にテープを巻いて固定すること。また、捻挫や骨折の応急処置として行われることもあります。テーピングに使われるテープにはさまざまなものがあり、患部の動きや損傷の状態によって適したテープを使用します。関節にフィットするよう特殊な形にカットされたテープもあります。
- デキストリン(dextrin)
- でんぷん、またはグリコーゲンの加水分解で得られる炭水化物の総称。でんぷんよりも消化優秀速度が速いため、ランニングで消費したエネルギーを素早く補給するのに適しています。ランニング後は食欲がわかないという場合もデキストリンが主成分のゼリーであれば食べやすいでしょう。ランニング後にデキストリンを摂ると疲労回復も早くなります。
- 電解質(electrolytes)
- 水などに溶かしたときに陽イオンと陰イオンに電離する物質のこと。一般に電解質というと酸や塩基、塩のことです。運動中は発汗によってナトリウム、カリウム、マグネシウム、塩素などが失われます。血液中の電解質濃度が低くなると痙攣や低ナトリウム血症を引き起こす可能性が高くなります。そのため汗をかいたときの水分補給には、水だけではなくスポーツドリンクを取り入れることをおすすめします。
と
- トラック(track)
- 陸上競技で使用される競争路のこと。1周の基準は400m。トラックを走る時は通常は反時計回りに走ります。トラックを使った競技を総称してトラックと言う場合もあります。
- トレイルランニング(trail running)
- 舗装されていない山道を走ること。クロスカントリーはほとんど装備無しで走りますが、トレイルランニングは必要なものを入れたリュックサックを背負って走るのが普通です。山に入ることもあり、万が一のことも考えてホイッスルやサバイバルシートなども用意します。競技としてだけでなくトレーニングでトレイルランニングをするランナーも多いです。いつもと違った環境を走ることで気分のリフレッシュにもなります。夏の暑い時期に暑さを避けて走り込めるので、フルマラソンのランナーのトレーニング場になることもあります。
- ドリル(drill)
- 繰り返し行う練習。ランニングフォームの改善、筋力アップに効果的とされています。
- ドーピング(doping)
- レースなどで好成績を挙げるため、薬物を投与することや何らかの物理的方法を採ること。オリンピックや競馬のほか、全ての競技で使用禁止であり違反行為です。違反した本人だけでなく、助長する行為や隠蔽する行為をした人も処罰の対象となります。
- 横浜マラソンに参加しよう!
- 大会概要・コンセプト大会の歴史制限時間・関門閉鎖時刻
- 横浜マラソンコースガイド
- コースのみどころコースの攻略ポイント
- マラソン後の
おススメデートスポット横浜おススメランニングコース - マラソン後の
- マラソンQ&A
- トラブル編メンタル編
- ランニングアイテム集
-
シューズ
おススメレース用
ランニングシューズ ランニングシューズのお手入れ ランニングシューズの買い替え時 -
ランニングウェア
季節レースウェアコーデ
筋肉をサポート!
機能性ランニングタイツ インナー・アンダーウェア - アクセサリー ソックス・キャップ 手袋・サングラス・ウォッチ レースにお役立ち小物 おススメ補助食・サプリメント
- ランニング・マラソンにお役立ち
-
マラソンを始める前に
〜マラソンランナーの心得〜 フルマラソンを完走するための
トレーニング マラソンの理想的な
ランニングフォーム マラソンランナーにおススメの
筋トレメニュー フルマラソンを完走するカラダ作り フルマラソン芸能人・著名人
完走記録一覧 ランニングの基礎知識 故障に負けない身体作りを!
様々なトレーニングの種類について