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ランニングQ&A(メンタル編)
Q1.どのような気持ちで臨めばいいですか?
一般参加者はまず「楽しんで達成感を得る」ことを前提にしよう。
いよいよ、2015年3月15日(日)横浜マラソンが開催されます。近年の健康志向ブームからお金をかけずに手軽に始められるということもあり、マラソン人口は増加傾向にあります。来年の横浜マラソンに照準を合わせて、今から始めようと思っている人、または普段からマラソンには親しんでいて、この機会に自分の実力を試してみたい、と思っている人なと、動機は様々でしょう。想いがひとつになって横浜の街を駆け抜ける色とりどりのランナーの姿は圧巻です。
ただ一般ランナーの方にこそ念頭に置いて欲しいのは、まずは第一に絶対無理をしないということ。長距離を走っている時は考える時間があるので、ついつい「まだいける」「根性だ」と思ってしまいがちです。そんな結果、身体の悲鳴に気付かず「あとでメンテナンスが大変だった」とか「もうしばらく走るのをやめようかな、と思った」という話をよく耳にします。まずは楽しんで達成感を得ることを目標に参加しましょう。
Q2.練習メニューに少しメンタル強化を取り入れるには、どうしたらいいの?
いくら趣味といえ、スポーツを行う上で心の持ち方が大切なことは周知の事実です。
まずはこのマラソンに参加するにあたっての目標を立てて、それを自覚すると良いでしょう。自分は徒歩を入れても完走したいのか。それとも目標は20kmとして、タイムを重視したいのか。ここで大切なのは現段階の能力を見据えた上で目標を立てることです。人間は自分の脳力以上の目標を立ててしまうととても不安を感じるようになります。「出来なかったらどうしよう」「自分の実力を出せるだろうか」などの不安は、悪いイメージとなりメンタルに良い影響を及ぼしません。
まずは自分の力量を知った上で目標を設定しましょう。それには日々の練習で記録を付けてみることがおすすめです。今日の体重、何kmで走れたか、身体の調子はどうか、など。現在はスマートホン用のアプリも色々ありますので、それを利用するのも良いでしょう。
日々をログに残し、振り返ることによって自分の過去から現在までの実力を掴むことが出来ます。さらにここでの注意点としては、あまり他人と比較をしないことです。友達同士で練習をしているとついつい対比してしまいがちですが、多少の競争意識はやる気を引き起こすとはいえ、友人に勝つことがここでの目標ではありません。まずは「集中すれば目標をクリア出来る」「この距離なら最後まで挑戦出来る」「ベストを尽くせる」とポジティブな考えが前面に出て来ます。前向きな考えがイメージ出来るようになれば「自分が目標を達成する姿」も想像出来るでしょう。そういう姿をイメージしながら前向きに練習に取り組めば、さらにタイムや上がったり距離が延びたりします。つまり、メンタル面は良い相乗効果を生むわけです。
Q3.走っている途中、メンタルに効果のある外部要因は?
一番大切なのは水分補給です。
最近ではそれぞれにこだわった「マイスペシャルドリンク」を用意するのも流行っています。走っていてそろそろ給水所が近づいてきた、と分かると楽しみな気分になれますし、ここからまた新たに頑張れるという気持ちにもさせてくれるオアシスでもあります。
ここでのアドバイスとしては、味を少し変えておくと良いという点。常に同じだと飽きてしまいますし「あ、またあの味か」とマイナス面をイメージさせてしまいます。2、3種類用意して上手く気分転換になるようにしましょう。また前半では味が多少濃いものもでも身体が受け付けますが、後半では心身の疲れが出てくるため味の濃いものは受け付けなくなる可能性があります。後半はさっぱりしたタイプを準備しておきましょう。中間地点にはゼリードリンクを巻きつけておく、といった工夫もおすすめです。
また、音楽を取り入れるのも効果的です。普段好きな音楽を聴きながら走っている人は、その音楽を聴くと心身が走行モードに切り変わり自分の中で平静が保て、リラックス効果があります。平常心を保つためにも練習と同じ外部環境を整えるというのもひとつの方法です。
Q4.本番で、最高のパフォーマンスを出すには?
一番大切なのは「出来る自分をイメージすること」です。
先にも記しましたが、それには自信を持つことが大切です。自信を持つには自分の実力を把握した上での目標を立てることです。普段からある程度達成が出来ている目標値であれば根拠のある自信がわいてきます。トリノオリンピックで金メダルを獲得したフィギアスケートの荒川静香さんは、こんなことを言っていました。「出来ないメニューに挑戦して失敗を恐れるのではなくて、出来るメニューを選択し、100%自信を持って臨んだ」と。この言葉には学ぶところが多いはずです。
それでも本番では何が起こるか分からないのがスポーツです。ましてや誰でもミスはあります。もし何か失敗しても「弱い自分」や「失敗した自分」として、いとおしく受け入れましょう。何故、失敗をしたかを延々と考えながら残りを走るのではなく、さっと頭を切り替えて「残りを楽しんでベストを尽くそう」とポジティブに考え、プラス思考で乗り切りましょう。
また、市民マラソンでは沿道にいる人に手を振ったり、周りの人と励ましあったりと、様々な人とのコミュニケーションを取ることで脳が活性化され、心身のパフォーマンスが上がります。ここは一種の「マラソン祭り」と考えるのも良いのです。是非取り入れてみて下さい。
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