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雨の日ラン
1週間のうち、ランニングをどれくらいの割合でされていますか?人によっては、2日に1回と決めていたり、火曜と木曜と土日など、曜日を決めて走っている方もいます。休みの日だけ走る、週に1回だけ走るという方も少なくはありません。
そんなランニング予定日に雨が降っていたらどうされますか?2日に1回派の方は翌日にまわす方が多くなりますが、週に1回この日しか走れないという方や、休みの日だけ走るけれど休みの日の天気予報が全て雨ということも珍しくはありません。それが、何週間も続くと、全く走れていない状態にストレスを感じることもあります。
ブランクが長くなると、ストレスだけではなく、せっかく身に着けた脚力の維持も心配です。そこで、雨の日にも楽な気持ちで走れる雨の日のランニングのコツをご紹介致します。
雨の日ランで悩みの服装
雨の日にランニングをする場合は、水を吸収しにくい服がおすすめです。水を吸収しやすい服装ですと、服が重たくなり、身体に張り付いて走るのが苦痛になるほか、体も冷えてしまい思わぬ怪我に繋がることもあります。綿素材などは避けて下さい。
雨の日ランの服装は、人それぞれ好みがあります。雨の日のランニングは好みの服装を知ることが出来るため、本番の大会で雨が降っても服装に困らず、落ち着いて本番に臨むことが出来ます。
- ・レインコート
- レインコートは蒸れやすいので、背中に小さな穴などの切れ目を入れておきます。長くて走り辛いレインコートの場合は、下の方をカットして、走りやすい長さにリメイクします。
- ・ポンチョ
- レインコートは腕やフードの部分が邪魔になるので、レインコートの代わりに雨の日用のベスト型をしたポンチョを羽織る方もいます。気密性が少なく蒸れ辛く、お腹周りの冷えもカバーしてもらえます。
- ・ウインドブレーカー
- ウインドブレーカーと言えば、雨の日に使う物といった意識がある方が多いですが、実は撥水性のないウインドブレーカーも販売されていますので、注意が必要です。インターネットで購入する場合は、商品説明とクチコミをよく確認してから購入して下さい。スポーツ用品店などで購入する場合は、店員さんに話をよく聞いてから購入します。
- 撥水性機能と防風機能を兼ね備えたウインドブレーカーは、お値段のことを考えると、暑くなっても捨て辛いというデメリットがあります。雨上がりに太陽が照りつけるととても暑くなりますので、考慮して選ぶようにしましょう。
- ・注意点
- レインコートでもポンチョでもウインドブレーカーでも、大会の日が雨の場合は、白(透明)のものを着用して下さい。なぜなら、大会本番はゼッケンが必須です。ポンチョなどの下からゼッケンが見えるようにしておく必要があるのです。ポンチョにゼッケンを貼り付けると、雨が止んだ時に脱ぎ捨てることが出来ずに本来の実力を発揮出来ないことも。
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また、雨が止んだからといってすぐに捨てるのはNGです。またすぐに雨が降り出す心配もありますし、雨にあたっていることで、普段よりも体が冷えている所に風が当たることで更に体を冷やします。暑さを感じてから捨てるようにします。(捨てる場合は給水所のごみ箱に捨てて下さい)
練習の時は、逆に明るい色のものをおすすめします。暗い雨の日は視界が悪くなりますので、車の方や歩行者に気付いてもらいやすいような色を選んで下さい。
雨の日ランにおすすめの小道具
- ・ツバ付きの帽子
- 雨の日ランの帽子は、ツバの付いている帽子を使います。ツバ付きの帽子は、顔が濡れ辛くなります。顔を濡らしながら走るストレスは想像以上にきついので、ツバを深めに被って走りましょう。ツバがあるだけで、視界もよくなります。
- 雨の日用のランニングキャップは特におすすめです。防水性なのが嬉しいポイントです。
- ・長袖のビニール手袋を
- ランニンググローブや軍手で冬場は防寒対策をされる方が多いですが、雨天時はその上からビニール手袋をすると、防水と保湿力が高まります。長袖で肘のところに輪ゴム止めがあるロングビニール手袋など、使い勝手がよくておすすめです。輪ゴム止めがなければ、輪ゴムで止めて走りましょう。
- 腕が濡れると、思っている以上に体は冷えます。腕にもぜひ気を遣ってあげて下さい。
雨の日ランのポイント
- ・走る前
- 雨の日ランを行う前には、室内で念入りにストレッチを行います。準備体操の段階で体を温めておくことがとても大切です。いざ、雨の中に出ると、一気に体は冷えます。また、雨の中を走るのは、いつもより走るのに筋肉を使います。体を温めて筋肉を活性化させてから雨の日ランを行います。また、帰ってきたときのことを考えて、玄関にビニール袋やタオルを多めに置いておきましょう。
- ・走っている最中
- 雨の日ランの走行中は、止まってはいけません。雨の中で止まると、それだけで急激に体が冷えてしまいます。一度止まると体がとても怠くなり、走れなくなってしまう事もあります。ゆっくりでもかまいませんので足を動かし続けて下さい。雨で濡れてしまった体では、タクシーやバスの利用が厳しくなりますので、あまり遠出はしないようにしましょう。走ってみると、雨の日ランはきつく感じません。むしろ、照りつける太陽がない分走りやすいと感じる方もたくさんいます。
- ・走り終わったら
- 雨の日ランを終えたら、玄関でウインドブレーカーなどを脱ぎ、タオルで体を拭きます。準備しておいたビニール袋には濡れた服を入れて洗濯機に運びます。お風呂に入って、体を充分温めて下さい。入浴後はストレッチなどを行い、クールダウンしましょう。
- 濡れた靴は、洗って乾かしましょう。雨の日は泥などで靴が汚れています。その上、日頃から吸収している汗などが濡れた靴から臭い立ちます。面倒で乾かすだけでもかまいませんが、せっかくですので雨の日は靴を洗う日と思ってみてはいかがでしょうか。
※この情報は変更することがありますのでご注意下さい。
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